March 31, 2009

逮捕と確定

衆議院選挙が近いとされるなか、
検察による「国策捜査」ということが議論されている。

民主党の小沢代表は秘書が逮捕されたことで、
辞任するべきだ、という世論が高まりつつある。


法律には詳しくないけれど、
日本の司法は「推定無罪」の原則があったのではないだろうか。

小沢代表の秘書が逮捕されても、
裁判を経て、有罪で結審するまでは、
無罪のあつかいをうけるか、もしくは過度の報道を控えるか。

今のメディアはもう有罪確定の報道すね。
TVや新聞も容赦ない。

国民に裁判員制度を解説しないといけないのに、
なんだか危ない。

裁判員制度が適応されるのは、
凶悪な刑事事件がメインだそうだけど。

イメージや先入観の判断を助長する
「関係者の情報」の意図的な流出などもある。
検察・警察の捜査はその点を排除できるのだろうか。
そしてマスコミの誠意ある報道は期待できるのだろうか。

一審で有罪・極刑という結論が出ても、
控訴されて、二審でひっくりかえるような事態が起きそう。


◇インフルエンザが再び流行 感染研発表、B型増加で◇
◇露の五郎兵衛さん死去、怪談や艶噺に定評◇

出典:アサヒドットコム

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February 08, 2009

2009年、ハイティンク&シカゴ交響楽団の来日公演

2月4日にサントリー・ホールへ。
どうにか入手したチケットで、始めてのハイティンク。

演目はモーツァルト『交響曲第41番<ジュピター>』と、
シュトラウスの『英雄の生涯』と、マエストロの得意演目。

クラシック音楽が趣味になりはじめたころ、
ハイティンクは地味であまり面白みがないかな、
などと思っていたけれど、
その後はじっくりとコンセルトヘボウやボストン、
BPOにVPOとの録音を聴いてみて印象が変わった。

そしてこの日も素晴らしい演奏だった。

モーツァルトではシャープさを醸し出しつつ、
オケの機能美を活かして、
最終楽章で対位法の面白さを堪能させ、
やや重めにズン!とキメた。

ちょっとヴァイオリン・パートの音程が高めかなと思ったけど、
総合的な充実度は見事。

そして休憩をはさんで『英雄の生涯』に。
この曲は冒頭が弦楽器だけで面白い。
そして美しい。
それをきちっと、味のあるアンサンブルでやってのけた。
その調子で最後まで、スキのない心地よい緊張感。

途中、陶然とするような感覚に。
これってスタジオ編集録音か!?
と、思わせる完成度の高さ。
参りました。

パンフレットにハイティンクのインタビューがあり、
アメリカのオケだから音色が冷たい、
とかそういう決めつけはできないと。
指揮者によって変わると。
その通りだった。

世界屈指の高性能オケを、
練達のマエストロが隅々まで把握・掌握。
いい意味でベルリンやウィーンのときのように
「オケにまかせる」という場面がなく、
指揮者とオケの完全なる融合。

音色もまろやかなコクが。
冷徹で硬い音、なんてことはなかった。

シカゴは時代がさかのぼるとはいえ、
首席客演指揮者だった、
カルロ・マリア・ジュリーニのCDを聴くと、
あまりの音色の温かさ、やわらかさ、
優美なカンタービレに泣けた。

ショルティ全盛期のオケでも、こういう変貌が。
(これをブラインド・テストしたらシカゴだとわかんないレベル)

シカゴ響をどこか「アメオケだから」と、
甘くみてなかったか、自分?と反省。
無理して行ったことが報われました。

マエストロ・ハイティンク、職人すぎる。
シカゴのPrincipal Conductorを去るけれど、
またの来日でお目にかかりたいです。
ブルックナーやマーラーのような、
巨大な作品ほど、力量を発揮する指揮者。

ブルックナーの5番と8番を生演奏で聴きたいです。

ちなみに、
演奏会では「フライング・ブラボー」出ず、
フィナーレのあとに観客は感嘆し、沈黙。
残響が綺麗に残り、数秒のちに万雷の拍手。
理想的な心地よさでした。

◇アフガン協力推進呼びかけ バイデン米副大統領が演説◇
◇トヨタ九州、余剰人員で古墳ボランティア◇

出典:アサヒドットコム

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January 20, 2009

オバマ大統領誕生への雑感

オバマ氏が大統領に就任する。
アメリカにとってかつてない変革。

尊敬するリンカーンを踏襲して、
フィラデルフィアから列車でワシントンへ。

オバマ氏が初の黒人大統領ということもあり、
リンカーンのことも改めて知りたくなる。

僕が高校生のころだから、
もう10年以上前のことだけど、
新聞社が協賛して、
作家や著名人・学者などが講演する企画があった。

はるばる九州やってきたのは猿谷要氏。
(アメリカ史、駒沢女子大学名誉教授)

いろんな意味で記憶に残っている。
最初に講演の内容を2つの大枠で提示した。

(先の見えないハナシってしんどいですよね)

それはリンカーンと猿谷夫妻がアメリカに滞在した時のこと。
高校生に理解しやすい構造。


リンカーンについて、
開口一番、

「リンカーンは奴隷のために南北戦争を戦ったのではない」

と。

(記憶ちがいがあったら申し訳ないです)

「えっ」と思う導入部分。

たしかにリンカーンは人道上の観点から、
奴隷解放を掲げたが、それによって南部が離反。
アメリカは内戦状態に陥る。

リンカーンはただ武力で臨むのみならず、
一部の州では奴隷解放は自主判断で、
というような妥協案も提示していた。
戦線が思わしくないこともあり、
大統領再選も危なくなってきたこともあって。

そんな猿谷氏の講演が思い起こされる。

妙に記憶に残っているので、
自分でもコツコツ調べてきた。

リンカーンは最終的に妥協案をすて、戦い抜くことを決断する。
リアリストとしてのリンカーン像が浮かび上がる。
一度決断したら迷わない。


古いアタマの将軍たちを解任し、
柔軟で才覚をみせたグラントやシャーマンを司令官に。

今の自分が調べてみると、
南北戦争は本当にアメリカ最大の危機だったと思う。
死傷者は世界大戦よりも多く、
南部独立に欧米諸国が介入していた。

日本にペリーを送っておきながら、
自分トコが祖国分断の危機に。
日本の戊辰戦争レベルの危うさ。
後世の我々は結果を知っているけれど、
当時はどう転ぶかわからない状態。

リンカーンは問題の優先順位を誤らず、
南部の無条件降伏を第一義とした。
その戦略にのっとり、
商業・工業の要地や港を占領し、
経済的にも南部連合を追い詰めた。

奴隷解放については実施したものの、
白人との共存は難しく、黒人が新たな地を開拓する道もある、
という意見を述べていた。

(哀しいけれど、実際に共存の難しさは歴史が物語っている)

苦悩するリンカーン。
目に見えて憔悴する様子が多くの証言として残っている。
前述の軍部高官の更迭も、
シビリアン・コントロールの概念を貫徹するのに難しい時代。
職業軍人の専門性に対して文官が・・・という風潮も。

また、当時の最新技術であった電信に着目し、
技師たちの部屋に居座り、戦況を着実に把握していた。

その上ですぐに命令書を書き、電信技師にわたし、
彼の戦略プランを現場に徹底させていた。
司令官たちへは丁重な文面だが、
かなりドスのきいた命令書。

(皮肉気味に任務が困難なら誰かに代わってもらうよ、と)

信念と戦略が確立していた証左と言えるだろう。


それらを決断し、責任をとったリンカーンの凄みに、
政治家の本分・矜持を感じる。


現代のアメリカが、経済や軍事で世界に「迷惑」をふりまいている。
けれども、世界各地で抑圧されている人々にとって、
アメリカに亡命したい、アメリカが内紛を仲介してくれないか、
そう思える国があるだけでも、まだ希望がある。
アメリカが自身がその想いを踏みにじらないかぎりは。

けっこう土壇場。

オバマ政権のでのアメリカ、
どのようなことが行われるのか、期待と不安が入り混じる。
独断専行はもう勘弁してほしい。


◇U2のボノ、米大統領就任式オープニングイベントに登場◇
◇「君が代不起立で再雇用拒否は不合理」 都に賠償命令◇
 
出典:アサヒドットコム

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January 09, 2009

2009年、ハイドン没後200年

新年最初の記事。

ウィーン・フィルのNewYearコンサートも、
最後にハイドンの『告別』でしめくくりでしたね。
今年の指揮者・バレンボイム氏にしてみれば、
パレスチナ紛争が悪化して気苦労が多かったかもしれない。

ハイドンが死んだときは、
ウィーンをナポレオンが占拠していた。
あの典雅で理知的、かつ好奇心の職人が、
そのような環境で、晩年の名作を生み出していた。
そのことに想いが巡った。
逝去の直前、自宅に砲弾が飛び込んできたらしい。


以前このブログに書いた「ハイドンの壁」にて、
(2008年7月の条)
ウィーン・フィルの演奏したハイドンが気になると書いた。

そして新たに聴いたのが、

ヨゼーフ・クリップス/交響曲第94番『驚愕』

カルロス・クライバー/同上

の2枚のCD.

前者は1957年のステレオ録音。(ユニバーサル)
すっきりと、けれん味がなく、
この時期のウィーン・フィルの音色が楽しめる。
ハイドンの意図を優美に堪能できる逸品。

クライバーは、録音してるだけで嬉しい。
ハイドン好きにとっては気になる1枚。
レーベルはメモリーズから。ウィーン・フィルの定期より。
(1982年の録音)

この演奏は何といっても、楽しくて艶がある。
ハイドンの意図した「仕組み」を、
熟知したうえで、「粋」ってものをウィーンの音色で表現。
ハイドンが新たに模索しまくったであろう、第3楽章のメヌエットも、
あざやかなリズムと軽やかさで見事です。

ハイドンの『驚愕』は、学校で第2楽章を聴いて、
あー、そういう曲がありましたねえ、
なんていうことで済ますにはとても惜しい曲。
(僕もかつてはそうでした・・・)

最終楽章はなにげなく、いつものハイドンの顔をしてますが、
かなりの力作。
「交響曲の父」と呼ばれたハイドン、
まだまだ勢いは衰えずに、素晴らしいシメを生み出す。

この最終楽章、ベートーヴェンはもちろん、
シューベルトや、今年生誕200年のメンデルスゾーンにも、
大きな影響を与えたのではいか、
そんなことを思わせる完成度の高さ。


今年はハイドンの貴重な生演奏を、
より多く聴きたいなあ。

来日オケも演目に貪欲に入れてほしい。
去年のラトル&ベルリン・フィルは「あえて」のハイドンに、
ブラームス・チクルスと並ぶ食指の動きようでした!
(行けなかったけれど)

まずは「温故知新」ということで、
『交響曲第94番 驚愕』をおすすめです。
新たな発見があると思います。

上記の指揮者のほかにはジュリーニ/バイエルン放送響
(レーベルはProfile)
を強く推奨です。

ハイドンについては書くことが多そうで、
嬉しい新年です。
チェロ協奏曲を聴きたいな。


◇ハマス側、停戦案を拒否 ガザ攻撃続行で国連活動中断◇
◇プレミアム・モルツ、エビス抜く サントリー初の黒字化◇

出典:アサヒドットコム


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November 27, 2008

マリオ・ブルネロな3日間

11月21、22、23日とマリオ・ブルネロ氏の公演へ。
チェロ演奏において現代最高峰候補のひとり。

21日と23日が紀尾井ホールでのバッハ無伴奏組曲の全曲演奏。
組曲の合間にヴィヴァルディのチェロ・ソナタを。

結論から言うと、バッハも素晴らしい演奏だったけれど、
ヴィヴァルディも予想をはるかに超えた名演奏。

バロックに関して、
まだここまでアプローチの余地があるのかと、
深く感動した。

ヴィヴァルディでの伴奏は、ピリオド楽器によるトリオ。
「ブルネロ・バロック・エクスペリエンス」
というトリオ。

ロベルト・ロレジャン(オルガン、チェンバロ)

イヴァノ・ザネンギ(リュート)

フランチェスコ・ガリジョーニ(チェロ)

このトリオ。

彼らも素晴らしい躍動感と彩りの演奏だった。
生きることの喜びが伝わる演奏会。
バロック様式といっても、
まったくもって新しく感じる不可思議さ。
そこがまた、たまらない。

特にリュートのザネンギ氏が好きになった。
音色も素晴らしいが、
演奏中の恍惚感にみちた表情に見入ってしまう。
音楽と一体化してるなあと、
こちらまで感情移入。
音楽に接する原始的なよろこびの共有か(?)。

そして、

急に予定にいれた22日(土曜日)の演奏会。
九段下にあるイタリア文化会館というところにて。

(初めて知りました・行きました)

一週間前になって知りました。
懇意にしてくださっている某氏からの情報。
この方は90年代からブルネロ氏に熱く注目。
今は入手できない、
バッハ無伴奏や(イタリアでのライヴ・正規盤)

ベートーヴェンのソナタのCD(正規盤)を所持され、
聴かせていただいたことで、僕も開眼。
こんにちに至っております。

また出ないかなあ。
バッハの場合、新録音のほうが可能性が高いけども。
タワーレコードの自主復刻企画CDあたりで。
シヴいチョイスで、けっこう好きなんですが。

てなわけで、

その貴重な情報で、猛然と22日もブルネロな日に。
演目は過去から現代へのイタリア作曲家。
ピアティやソッリマまで演奏。
これはありがたい。

会場にはイタリア人とおぼししき人も多く、
いい演奏会だったゆえに、ノリも情熱的。
カーテンコールの拍手も、すぐに客が一体となった

「ザッ!ザッ!ザッ!」

というリズムの拍手へ。
これまた楽しい。

ホールもさすがはイタリアーノ!と言いたくなる、
モダンな建築。
イスや木壁のデザインまでエレガンテ。

そして、その会場の後方席に
あのザネンギ氏が!

演奏終了後に厚かましくも声をかけて、
がっちしと握手。
ジャンクなイタリア語で昨晩の演奏のよろこびと、
感謝を伝える。

・・・・情けない言語力の哀しさ。
もっと感謝の気持ちを伝えたかった。

最近、ちょっと疲れ気味の自分にとって、
これ以上ない贅沢な3日間だった。

マエストロ・ブルネロはより一層の円熟味。
バッハでも悠々とスタイルを変えて楽しんでいた。
決して奇をてらった演奏ではなく、
自由闊達に「歌う」ようなバッハだった。
骨太だけれど洗練された音色は忘れられない。


会場では先行発売で、
ヴィヴァルディの協奏曲集を入手。
ひたすらに日々、聴いております。


◇経済政策立案の新組織、議長にボルカー氏 オバマ氏発表◇
◇職員録、閲覧か制限か 元次官襲撃受け悩む図書館◇

出典:アサヒドットコム

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November 14, 2008

『へうげもの』とコラボな若手陶工たち@新宿・伊勢丹

週刊モーニングで連載している、
『へうげもの』というマンガが好きだ。

主人公は古田織部。
もう、この時点で熱い、熱すぎる。
シブいとこもにじみ出てるうえに、
物欲の大肯定に深く同感。

そして千利休やその弟子たち、
美術館でお目にかかるような茶道具がわんさかと登場。

茶道の転換期である信長・秀吉の時代を疾走している。

けっこう「盲点」をつく歴史解釈があったり、
「わび」「さび」をここまでマンガで表現できるのか!と、
驚愕してみたり。

作者・山田芳裕先生の画力も鋭気充分。
構図も独創的。

そのマンガとコラボした企画が。
若手の陶芸・工芸作家たちの展示販売会が、
新宿の伊勢丹本館5階にて開催中。

・・・・初日の午前中に行きました。
(仕事は?)

たぶん、まったくもって客の出入りに予想が持てなかったのか、
ややせまいスペース。
そのぶん濃厚な空間に。
空間の演出も「市中の山居」な風味。

茶碗10点にかぎり、箱つき。
それも山田先生の絵つきで。
おお。

漫画の中で「織部十作」という、
乾坤一擲のプロジェクトが進んでおり、
それとうまくリンクさせてます。

で、まあ、買ってしまうわけで。
箱は別料金。
この機会に感謝ということでの蛮勇な度胸に邁進。

マネーはあれこれ節約して帳尻合わせ。
仕事がんばります。

残り9碗は2日目にして完売とのこと。
豪儀なハナシだ!
祝着至極!

こういう催しは貴重だと思う。
作家がギャラリーなどで個展を行っても、
1週間あるかないかで、
なかなか行けない。
ネットで調べても終わっていたということも。

一期一会で自分なりにピンとくる、
一点ものとの出会いがあったりと、
そういう貴重な機会をめぐり合うチャンスが欲しい。

そもそも知らない作家だと、なかなか情報が集まらない。
今回は集合しての催しで、色々な若手の現状を知ることが。

値段も「これなら買えるなあ」というありがたさ。


おすすめです。
ながめるだけでも。フロアの一角で入場無料です。
荏苒としている間にも、気になる器が買われてるかもと、
焦燥感はじりじりとつのるとです。

『へうげもの』の編集者さんのブログが、
随時その情報を教えてくれます。

URLは以下に。

http://hyouge.exblog.jp/

今回はこの編集者さんの熱意がここまでのイベントになったと、
多くの人の口から聞きました。
腕利き編集者、こういう分野まで。

下北沢の「しもきた茶苑大山」に行ったときも、
編集さんのブログの話に。

情報ぎっしりのブログです。

取り急ぎ一報してみます。
会期は11月25日まで。


◇マキノ雅弘監督作を上映 生誕100年記念◇
◇スパイダーマン、ジャカルタに現る 33階ビルに登頂◇

出典:アサヒドットコム

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November 13, 2008

テルミカーノフも70歳

友人に誘われて演奏会に行った。

ロシアの鬼才である指揮者・テルミカーノフが、
70歳の記念公演という催し。

ひきいるはサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー管弦楽団。
久々にロシアのオケを聴く。
ナマの音も久々だったけれど、
それに加えてロシアの地鳴りがするようなオケの轟音が楽しめた。
巧みに表情を変える金管と弦楽器。

そう、ロシアのオケは大胆にして繊細。

「下品だ」

なんて決め付ける御仁はあまりいい公演に巡り合ってないかも。

ベートーヴェンやブラームスを演奏しても「ロシアくさい」
なんて言ってひとくくりにするのは早計。
実に色彩豊か。

僕が行った日の演目はチャイコフスキーのガラ・コンサート。
けっこうシブい演目と、メジャーな曲目が入り混じる意欲的な日。

ソリストもピアノや男女のオペラ歌手など。
ヴァイオリンの庄司紗矢香さんも骨太な音色で、
朗々とした節回しを熱演。

最後に作品49の『1812年』が。
戦争と国家を題材にしただけに、
大編成かつ、力量のある指揮者とオケでないと、
破綻しそうな曲。
勢いだけでは飽きる。

さすがはテルミカーノフ、
オケを咆哮させながらも、
要所のキメどころはきっちりと詰めていく。

どうしても日本のオーケストラでは出ない(出さない?)
いい意味での土俗性というか、
迫力のなかにある哀歓が感じられて、
久々のロシア・オケを堪能しました。

いやはや、おなかいっぱいのプログラムと演奏。
これがまたクセになるんすよ。


◇オバマ勝利彩った音楽家 スプリングスティーンら相次ぎ支持◇
◇「関東大震災チャンス」発言撤回 井戸・兵庫知事が謝罪◇

出典:アサヒドットコム

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November 05, 2008

新大統領誕生の日に

オバマ氏が大統領に。
ついに、という日。


アメリカは前政権の負債が大きく、
新政権はマイナスからのスタートに。
グダグダのアメリカ経済・外交・軍事に、
どのような対策を示すのだろうか。


民主党政権になり、
日本への対応も気になる。
クリントンのときは、けっこう日本にキツかったような。

首脳部と官僚人事ががらりと入れ替わるだろうが、
ある意味うらやましい機構だ。

◇米大統領選と相乗効果、民主が上下院選でも躍進◇
◇大名の婚礼道具・古酒…官公庁ネット公売、珍品続々◇

出典:アサヒドットコム

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October 27, 2008

料亭でもホテルでもいいけどさ

麻生総理が飲み歩いてる場所について、
マスコミはネチネチと叩く。

麻生総理も
「ホテルのバーのほうが安い」
とか
「営業を妨害するのか?」

などとムキになって反論。
どっちもどっちだ。
本筋の総理の職責とはなにかというところからズレてる。

麻生総理は葉巻をたしなむ。
そしてそれを吸うことが出来る場所は制限があったり。

総理官邸に招くことができない、
枢要な人物との会談の時間もあるだろう。

それらは日常業務をこなしたうえでの、
オトナの暗黙の了解ではないか。

さらに先祖からのお金持ちときてるんだから、
その場の代金も自腹なら問題ないけど。
領収書使ってるのだろうか。
だとしたらせこい。
吉田茂きどりには似合わない。

アメリカが北朝鮮のテロ国家指定を解除した際も、
秘書官があわてて・・・
という状態だったようだ。
外交・防衛・災害には特にトップの迅速な判断が必要だ。

それに加えて解散はしない言い訳の経済対策も後手後手。
そりゃ、そういうところを突かれてしまう。

これまでとちがい、
総理の職務は24時間臨戦態勢に近い。
自重してほしい。

突発的事項に対応できねば、
本人はもちろん、国民が損害をこうむる。
なにも4年も5年も、その期間が続くわけではないのだから。

マスコミもこのような「搦め手」からのネタで、
総理を批判するヒマがあるならば、
きっちりと正攻法の政治・経済のことで追求してほしい。

庶民を煽ろうとしているのだろうか。
あまりにも低俗なやりくちだ。
麻生総理に「庶民感覚」があるかどうか、
なにを今更。

スポンサーや官僚などの意向で、
TVや新聞が報道できないことが多い。
マスコミの不祥事も多い。
報道人の犯罪には、実名が報道されないことも多々。
そんな自浄作用のないことで、
どうして総理の身辺ばかり批判できようか。

隗より始めよ、としか言いようがない。
マスコミの幹部も経費で接待することあるだろうに。

プロ野球でストが起きたときの「悪役」であった、
ナベツネ氏にも「夕食は料亭で5万円のコース」
などと各社は報じていた。
だから何だという気もした。

やることやってください。各界のお偉いさんたちは。
そうすれば、どこで何を食べようと勝手ですから。

◇チャールズ英皇太子とカミラ夫人が来日◇
◇「埋蔵金」流用を容認 財政審、財投特会巡り姿勢転換◇

出典:アサヒドットコム

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September 30, 2008

落語のこと

ここ数ヶ月は落語に接することが多かった。
寄席に行ったり、関係者とお会いしたり、
華やかな場所に行ったり。

うまく整理がつかない落語まみれ。
うれしいけど、軽く混乱、そして考え込む。

記憶の整理もかねて・・・・・

6月に観てきた紀伊国屋寄席でのことを書いてみる。

だいぶ前だけど、
トリは柳家小三治師匠。

よくチケットが取れたなと思う。

そして演目は『付き馬』という廓バナシ。
けっこう長く、様々な登場人物が。

高座で観るのもはじめてなハナシ。

そして圧巻のすえに忘我の境地。
何度も書いているけれど、
落語がのってきたら(スウィングしてきたら?)
演者がすーーっと消えて、
各々のキャラクターのかけあいがほとばしる。

まさにその境地を堪能できた日。
今年は小三治師匠が出る定席寄席に行っていない。
10月上旬からの鈴本演芸場に行きたい。

痛切にそう思わせる渾身の一席だった。

◇内部告発警官が二審も勝訴 「配転は違法」県に賠償命令◇
◇千葉・銚子市立病院が休止、事実上閉鎖 医師不足深刻化◇

出典:アサヒドットコム

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«タモリさんの弔辞は